マフラーから火が出た時
こんちわ こーがです。
とてつもなく晴れてるので雪国の三月と言えどもあったかいです。
まぁつなぎだけだと寒いけど、相当着込んでるんでね。4着とか
着込んでも死ねるくらい寒い時もあるけど。
晴れてる日は真面目に仕事しましょう。
発電機のお掃除
うちの会社は色んな機械を扱ってまして、重機とか看板とか建設会社さんが使うような物は大抵揃ってると思います。
なんで大好きな重機だけをいじってればいいわけではないんです。
そこが難点。まっ仕事なんてそんなもん気にしない気にしない
今日の患者は可搬型発電機です。
すみません見られたくない所は隠してます。
メーカー 北越工業 機種 SDG45
発電機とは?
祭りの出店の電源だったり建設現場の電気設備の元になったりするやつです。
分類で行くと【可搬型発電機】ってやつです。
こいつがいないとお祭りの縁日で電気が使えません。
電線から引っ張る作業を省略できます。持ち運べるのでどこでも電気が使えます。
震災の時などの非常用電源として病院などの施設なんかにも利用されています。
私も地震の停電の時、発電機欲しかったなぁ。
怪奇現象の特定
なにやら先日、現場で使っていたらマフラーから突然火が出る怪奇現象があったとか・・・
私の整備が行き届いてないっていう立派な証拠ですよそれ・・・
マフラーから火が出るのは
発電機のマフラーに溜まるススに火がつくからです。結構な火柱あがります。
知らないとちびります。発電機には個体事に出せる最大の電気量が定められています。
【定格出力】とか書いてます。
こいつの場合、(SDG45)って型式から分かる通り一般に言う45KVAの発電機ってやつです。
力率的な決まりがあるので、45って書いていても45KWの電力は使うことは出来ないですけど。
私の住む北国は東日本ですから、周波数が50Hzなんで使えてせいぜいギリギリ30KWですかね。
関西方面の60Hz地域ならもうちょい使えます。
あっ同じ日本でも管轄の電気会社で電化製品の周波数がちがいます。
東京電力とか東北電力とかで違うみたいなんで、発電機の周波数も地域ごとに切り替えて使います。
原因
計算嫌いなんで説明しませんが・・いや詳しく説明しろと言われると困ります。
専門外なので詳しくはお近くの電機工事士の方に聞いてください。
ともあれ(30KW)が定格出力だとすると消費電力が(10kw)位の水中ポンプとかで長時間使用されると、(低負荷状態)つまり発電機がそこまで頑張らなくていい状態になります。
するとエンジンの回転も低いので十分に燃料とかが燃え切らない状態になり、
マフラーの中にひたすらすすが溜まっていきます。
そして今度は使用する機械が変わり定格ギリギリ28KWとかの負荷が掛かるとします。
するとエンジンが本気を出し始めるので、先程の条件より排気ガスの温度が高温になります。
その状態でマフラー内部に燃えカスともいえるススがあると、内部のススに引火して火がつきます。
燃えれないでいたススは火がついてマフラー内部から剥がれ落ち排ガスと一緒に外に吹きだします。
ワイスピのGTRみたいな感じでボーボーと
修理しちゃうよ
見て下さい。このすす。
これがマフラーの出口です。見てわかる位黒いのがまとわりついてます。
結構重症ですわ。そりゃあ火も噴き出しますわ。
てなわけで秘密兵器の登場です。
困ったときの強い味方。
その名も (負荷試験装置)
こいつは任意な負荷を自由に発電機にかけて、いろいろ調べたりできます。
こいつでわざとギリギリの負荷をかけまくって強制的にマフラーのススを燃やしたりできます。
下の小さいつまみで簡単に負荷を変えれる優れものです。
疑似的に何かしらの機械をつないで使用している状態を作り出せます。
こいつが役に立つんですわ。使い方もわりと簡単でね。
頭の悪い私でも余裕なわけです。
で後は待つだけ。黒いすすが出なくなるまでひたすらエンジンぶん回します。
物の状態によりますが、今回は2時間位でスス出なくなり、排気の色が落ち着いたのでOKって事で
周辺に飛び散ったススを掃除して終わりとしました。
まとめ
修理っていうか今回は掃除ですね。
ひどい量だな。ちなみ飛んでくるすすは激アツです。頭に落ちたら余裕でハゲマス。
ヘルメット推奨です。
そういやぁ今日からモンストとドラえもんコラボですね。
息子がドラえもん大好きなんでこのコラボは頑張らないといけないなぁ。
でもFFBEのイベント忙しいからなぁ。
当分の間は寝不足ですわ。
それじゃあまた。